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別所線存続の財政支援策を実りあるものにするには、私たちが乗ることです。
「別所線の将来を考える会」は、行動します。



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 2003/9/20-21(第零回)

この問題について、私たちは、長野大学で行われました
「やまびこフォーラム・信州上田夏季大学 2003」という地域づくりイベント内での
分科会としてまずは取り組みました。
分科会の最後では、こういった市民グループを作ろうじゃないかという動きになり、
実際に活動を起こすための、原動力となりました。
以下は、事業終了後、作成された報告書よりの抜粋です。

第四分科会

別所線を活性化させよう
〜地域公共交通網を考える〜

 私たち、第四分科会では、2日間にわたり別所線の活性化について話し合いました。初日は、基調講演の後、上田交通・鉄道部長の杉浦 勲 氏より別所線の現状についてお話を聞きました。その後下之郷駅まで雨の中を徒歩にて移動、電車の説明と運転席での体験をさせて頂きました。
 2日目は、3つのグループに分かれて、K・J法を使いワークショップで3時間みっちりと話し合いました。
以下、各グループから出た活性化案や意見を紹介します。


◆新駅を造る(下之郷←→中塩田 の駅間が1.3kmあるため)
◇広告をやめて、ギャラリー電車にする。
◆喫茶コーナーを電車内に作る。
◇駅ごとに、イベントを企画する。(地元住民の方々を中心に)
 例えば、中野駅なら、『全国の中野さん集まって下さい』とか
※これはほかでも使えそうですね。
◆時刻表の見直しをする。(乗り継ぎが良くない)
◇幼、保、小、中学生の遠足や社会見学に利用する。(最近はバスが多い)
◆別所温泉線と名称を変える。(変えただけでも宣伝になるし、“温泉”がつくとイメージが良い)
◇運賃を下げて、たくさんの人に乗ってもらう。別所まで1コイン500円(現状 570円)にする。
◆各駅のサポーターを募る。(お花のグループとか地元企業など)
◇パーク&ライドをさらにすすめ、各駅に貸し自転車を配置する。(放置自転車を活用する)
◆コカリナの黒坂黒太郎さん(塩田出身)に別所線の歌を作ってもらう。
◇丸窓電車を走らせる。(丸窓電車復活の思いは強い)
◆何のために存続するのか? どこに価値を見出すのか?
 いろんな人々が集まって、徹底的な話し合いをして、みんなの意識を醸成していく事が必要だ。
◇千曲川にかかる橋がふえて、より車が便利になったのだから、橋の通行料をとるとか、中心市街地からマイカーを
  閉め出すとか、「一滴の劇薬」は必要かも知れない?!
◆一世帯2万円の年間パスを買って自由に乗って、別所線を支えるなどの市民の盛り上がり無しには無理がある。
◇別所線の駅前には遊びに行かない。だから、駅を活性化するのが先ではないか。
  また、別所線に自転車も乗れるようにしたら。
◆そう、駅舎に複合した機能を持たせるといい。【銀行・JA・中古CD屋…】。
  上毛鉄道のように、レール(施設)は公共が負担する方向になっていくのではないか。
◇むりやり、車をやめて別所線に乗らせようとするのではなく、気の長い話ですが、環境を良くする意識を高めていく事。
 車との住み分けをはっきりする事です。
◆いろんな意見があると思うが、10年20年先を見据えた施策と、価値観の共有が課題ですね。
◇交通弱者の事を考えた地域交通網を考えると良い。また、新しい上田にあった産業を興す事も大切だ。
  存続運動に市民がきちんとした役割を果たす事が、一番大切だ。

などなど、以上、意見の一部分ですが、参加者のみなさんが真剣に2日間討議をして下さった事に感謝の思いでいっぱいです。今後、私の提案で発足した『別所線の将来を考える会』の活動をスタートさせ、市民サポーターとしてこれからも深く関わっていくつもりですので、宜しくお願い致します。

「電」園空間を守ろう

竹田貴一